ロシアに於ける「80年代組」の作曲家達に焦点を当て、彼らの作品の学術的な研究と同時に、一般の音楽ファンの方々に対しての普及活動を行うため、2009年に本協会が設立されました。ロシアと気候風土で共通点があり、また文化的にも古くから交流のある北海道に本部を置き、活動を行っています。
イベント情報
第4回東京例会のお知らせ
2025年3月8日(土)14時より、昭和音楽大学(川崎市)において第4回東京例会を開催いたします。
ロシア帝国・ハリコフで生まれ、20世紀前半のウィーンを中心に活動した作曲家=ピアニストであるセルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952)の生涯と作品を取り上げます。彼は没後忘れ去られましたが、近年では作品の普及に取り組む演奏家も増えてきています。今回は、彼の波乱に満ちた生涯をはじめ、自伝や書簡に記された音楽観やエピソード等に触れながら、幅広い時期にわたるピアノ小品やソナタ、ピアノ連弾、ヴァイオリンとの室内楽など、様々な曲種の作品をご紹介していきます。
■日時 2025年3月8日(土)14:00~(開場13:30)
■会場 昭和音楽大学南校舎C101教室(川崎市麻生区上麻生1-11-1 <小田急線新百合ヶ丘駅より徒歩4分>)
■入場料 一般2,000円 会員1,500円
■テーマ:セルゲイ・ボルトキエヴィチの生涯と作品
■出演:石岡 千弘 (Lec.& Pf.)、岩本 きよら (Pf.)、上野 優子 (Pf.)、砂金 巨佳子 (Vn.)
■曲目:
セルゲイ・ボルトキエヴィチ
《4つの小品》 Op. 3 より 第1曲〈カプリッチョ〉、《アンデルセン童話より》 Op. 30 より〈みにくいアヒルの子〉、《ロシアの歌と踊り》 Op. 31 より 第1、5、6曲 (1台4手)、《10の前奏曲》 Op. 33 より 第7番、《エレジー》 Op. 46、《ピアノ・ソナタ 第2番》 Op. 60 より 第1楽章、《ヴァイオリンとピアノのための4つの小品》 Op. 63 他
お問合せ、チケット予約:japan.arensky.society@gmail.com