ロシアに於ける「80年代組」の作曲家達に焦点を当て、彼らの作品の学術的な研究と同時に、一般の音楽ファンの方々に対しての普及活動を行うため、2009年に本協会が設立されました。ロシアと気候風土で共通点があり、また文化的にも古くから交流のある北海道に本部を置き、活動を行っています。
イベント情報
誠に残念ながら、2024年9月8日(日)札幌で開催を予定しておりました第21回例会は、講演者の体調不良により、中止とさせていただくことになりました。楽しみにしてくださった皆様には多大なご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げます。また、講演者の方の一日も早いご回復をお祈りいたします。
2024年9月8日(日)14時より、りんゆうホール(札幌市)において第21回例会を開催いたします。
日本は1853年のペリー来航から数えること15年で明治維新を迎えました。そして世界に目を向け、ヨーロッパ列強と正面から対峙することとなります。同時にヨーロッパの先進的な文化・文明を取り入れ、急速な西洋化が進行していきます。音楽教育においてもそれは例外ではありません。そのような時代のうねりの中で、ショパンの音楽がどのように受け入れられたのか、そして日本で初めてショパン弾きと呼ばれた澤田柳吉がどのような音楽活動を展開したのかについて、音楽学者の多田純一先生に詳しく語っていただきます。。
■日時 2024年9月8日(日)14:00~(開場13:30)
■会場 りんゆうホール(札幌市東区北9条東2丁目1-8 / 札幌市営地下鉄東豊線北13条駅より徒歩6分)
■入場料 一般2,000円 会員1,500円
■テーマ:明治期におけるショパンの受容と日本初のショパン弾き・澤田柳吉
■出演:多田 純一 (Lec.)、北浦 由花里 (Pf.)、坂田 朋優 (Pf.)、松井 亜樹 (Vo.)、高橋 健一郎 (Pf.)、川染 雅嗣 (Pf.)
■曲目:
ショパン:幻想即興曲Op.66、ノクターン Op.27-2
ラフマニノフ:プレリュード Op.3-2
シェーンベルク:6つのピアノ小品 より 第3番 Op.19-3
澤田柳吉:BARCAROLLE、越後獅子、元禄花見踊、お江戸日本橋、雪の扉、麓の道 他
(都合により、出演者、曲目が変更になる場合がございます。ご了承ください。)
お問合せ、チケット予約:japan.arensky.society@gmail.com